captainsunday’s blog

ネタバレしないように、思い出に残っている映画を、簡単に解説しています。

ゴーストバスターズ / アフターライフ

アメリカの映画である。

 

2021年、オクラホマ州サマーヴィル。

 

高齢の男性が農場の一軒家に、鉱山から何物かを誘き寄せた。

 

高電圧を使って、それを捕らえようとしたが失敗し、彼は殺された。

 

シングルマザーのキャリーは、家賃滞納でアパートを追い出された。

 

彼女は息子のトレヴァー、娘のフィービーを連れて、父から受け継いだ農場の一軒家に引っ越してきた。

 

冒頭の老人は、キャリーの父、イゴン・スペングラーだった。

 

家は、埃が積もり、まるで廃墟のようだった。

 

フィービーは、化学オタクで友達がいなかったが、ここには彼女の興味を惹く装置がいくつもあった。

 

キャリーはフィービーをサマースクールに連れて行った。

 

講師をしているのが、地質学者のゲイリー・グルーバーソンという中年男性だ。

 

彼は、生徒たちにビデオを観させて、その間、自分の研究に没頭していた。

 

ゲイリーによると、原因不明の地震が30年も続いているという。

 

フィービーは、ボットキャストと名乗る少年と友達になった。

 

家では、チェスの駒が勝手に動いたりした。

 

 

この作品は、CGが上手く、映像に迫力がある。

 

ストーリーにリアリティは無い。

 

主演の吹き替えをした上白石萌歌は、売れっ子声優に囲まれて大変だっただろう。

 

周囲との差がありすぎる。

 

姉の上白石萌音の方が、キャラクターには合っている。

 

それ以上に、プロの声優を採用してほしかった。

 

主役に素人を採用する意味がわからん。

 

 

 

 

 

 

日本統一42

本宮泰風主演、日本の映画である。

 

丸神会・三田会長と話をつけた侠和会・氷室は、関東の地盤固めに入った。

 

まず、山崎組相談役の川上章介を、侠和会会長・川谷の直参に昇格させ、横浜藤代組の霊代とした。

 

固めの盃は、横浜で行う。

 

本部長の田村は、藤代組から離れて丸神会に入った中森組組長を訪ね、継承盃のチラシを、直接手渡した。

 

出席したくない中森は丸神会に泣きついたが、渡世の義理を欠くなと、突っぱねられた。

 

氷室は、三田会長と茨城のシマについても話をつけてあった。

 

侠和会と関係の深い糸中建設と提携関係にある広川観光が再開発を進めているビルが、丸神系の関連企業の手に渡っていた。

 

調べてみると、いくつもの「善意の」仲介を経ていることがわかった。

 

氷室は、茨城に飛んだ。

 

 

今回は、抗争ではなく謀の応酬である。

 

それはそれで、楽しめる。

 

 

七年目の浮気

マリリン・モンロー主演、アメリカの映画である。

 

ニューヨーク。

 

ブレイディ出版社に勤める中年男性リチャード・シャーマンは、避暑に出かける妻ヘレンと息子リッキーを空港で見送った。

 

一人残るリチャードに対してヘレンは、禁酒、禁煙、腹八分目を誓わせた。

 

ムシャクシャしながらアパートに戻った彼は、仕事に専念しようとした。

 

すると、上の階にブロンドの美女がいることに気づいた。

 

彼女は、部屋主が避暑に出かけている間だけ、滞在する予定だった。

 

艶かしい姿に魅了されそうになった彼は、平静を保つために、精神科医ブルベイカー博士の原稿に集中した。

 

彼には妄想癖があった。

 

彼は、モテモテの自分が、秘書のミス・モリスや入院した時の看護婦、妻の友人エレインなどに誘惑される妄想をした。

 

その時、電話のベルが鳴った。

 

ヘレンからだった。

 

彼女は、彼の友人で作家のトム・マッケンジーに会ったと話した。

 

リチャードは、ヘレンとトムの浮気を心配した。

 

その時、リチャードがいたバルコニーに、上の階から植木鉢が落ちてきた。

 

落としたのは、ブロンドの美女だった。

 

これをいい機会として、彼は彼女を部屋に呼び寄せた。

 

 

この作品は、地下鉄の風でスカートが捲れ上がるシーンが有名だ。

 

それしか頭に残らないくらい、中身の薄い作品である。

座頭市の歌が聞こえる

勝新太郎主演、日本の時代劇映画である。

 

ヤクザものたちが浪人に仕事を頼んだ。

 

浪人は、前から歩いてきた男を、すれ違いざまに斬った。

 

そのまま歩き去る浪人は、座頭市とすれ違った。

 

ヤクザ者たちは、斬られた男から財布を抜き取ろうとしていた。

 

そこに出くわした座頭市は、ヤクザ者たちを斬り捨てた。

 

男は為吉と名乗り、大金が入った財布を「太一に」と言って、こと切れた。

 

旅を続ける座頭市は、盲目の琵琶法師に出会った。

 

琵琶法師は、祭がある上州一宮宿に行くという。

 

座頭市は、茶店で飯を食べた。

 

店を営んでいる老婆は為吉の母であり、道で出会った元気な少年が太一だった。

 

座頭市は老婆に預かった財布を手渡し、為吉は元気にやっていると告げた。

 

一宮宿はヤクザ者のいない平和な宿場町だったのだが、最近、板鼻の権蔵一家がやってきて、商人から大金を巻き上げているという。

 

夜。

 

座頭市は太一に案内してもらって、雷太鼓を見に出かけた。

 

その帰り、権蔵の手下たちに絡まれた。

 

 

この作品は、全体に悲しさが流れていて、観終わった後の爽快感が無い。

 

 

 

 

 

 

地球へ...

日本のアニメーション映画である。

 

遠い未来、S.D.500年。

 

資源枯渇や環境破壊で滅亡寸前となった地球は、コンピューターの管理によって回復しつつあった。

 

人類は、遠く離れた惑星で試験管で生まれるようになっていて、自然に出産することはなくなっていた。

 

生まれてきた子供たちは、社会の清浄化のために働くよう、特殊な教育を施された。

 

そして、14歳の誕生日「目覚めの日」に成人検査を受けて、合格した者が地球に送られるのだった。

 

成人検査では、親と暮らした記憶が消される。

 

親と言っても、本当の良心ではなく、養父母だ。

 

13歳の少年ジェミー・マーキス・シンは、目覚めの日の数日前から、盲目の美少女と青年が話をしている夢を、何度も見た。

 

母が大好きなジェミーは、母の記憶を消されるのが嫌だった。

 

他の子供たちとは少し違った彼の言動が、当局の監視対象となった。

 

成人試験の最中、ジェミーの頭の中に夢で見た青年が現れ、記憶を消されずに済んだ。

 

その結果、ジェミーは不適格者「ミュウ」と判定され、排除されることになった。

 

ミュウには超能力があり、発見され次第、抹殺されるのだ。

 

ジェミーが殺されそうになった時、一人のミュウが助けに入った。

 

そして彼を、ミュウの宇宙船に連れて行った。

 

ジェミーは歓迎されたが、彼は自分がミュウであるという自覚はなく、ミュウを化け物だと思っていた。

 

 

この作品は、流れが掴みにくく、面白くない。

 

棒読みとまでは言わないが、主たる登場人物のセリフの言い回しが、しっくりこない。

 

このような作品を観るのは、良い映画を作ろうという人には、勉強になる。

 

 

 

 

 

 

魔女の宅急便 ( 1989 )

スタジオジブリのアニメーション映画である。

 

田舎に住んでいる魔女のキキは、掟に従って、13歳の満月の夜に旅立つ。

 

魔女として生きるためには、知らない町で1年間、修行しなければならない。

 

やる気満々のキキだが、彼女が使える魔法は飛ぶことだけだ。

 

母の心配をよそに、キキは出発した。

 

途中、雨に濡れたりしながらも、海辺の町コリコに到着した。

 

やたらに飛び回っていたキキは、交通事故を起こしそうになって、警官に職務質問を受けた。

 

その時、泥棒だとの声が聞こえてきて、その警官は駆け出して行った。

 

助かったキキに、メガネの少年が声をかけてきた。

 

それが馴れ馴れしかったので、キキは箒に跨って飛び去った。

 

キキは住むところを探したが、子供であることから、ホテルにも泊まれない。

 

そんな時、「グーチョキパン店」から忘れ物を届けたことで、キキは店に住まわせてもらえることになった。

 

キキは、空を飛べることを利用して、荷物を届ける宅急便を始めることにした。

 

 

この作品でキキの吹き替えをしているのは、「名探偵コナン」の高山みなみである。

 

彼女は、画家の少女と二役を演じている。

 

キキと少女が話をするシーンでは、全く別人の声であり、指摘されない限り気づかないだろう。

 

駆け出しの頃とはいえ、流石にプロはプロだ。

 

素晴らしい。

 

日本統一41

本宮泰風主演、日本の映画である。

 

名古屋は、鶴見組組長・鶴見憲吾の後を継いだ菊村が破門になった後、丸神会最高顧問の迫田が仕切ることになった。

 

元鶴見組若頭・東野と、丸神会を勝手に抜けた奈村組系長谷部総業の長谷部が対立していた。

 

長谷部組の組員3人が東野を襲撃し、返り討ちにあった。

 

東野は逮捕された。

 

鶴見組内での内部抗争である。

 

迫田は、ことを収めるために若頭の岩尾を派遣した。

 

侠和会の氷室と田村は、逮捕された木槌が釈放されるので、彼を迎えに名古屋に出向いた。

 

氷室らは、鶴見組若頭の天地らがスナックに入るのを見かけた。

 

興味を惹かれた田村は大成をつれて、スナックに入っていった。

 

 

今回は、小さな話である。

 

脚本の小休止か。