アメリカの映画である。
2021年、オクラホマ州サマーヴィル。
高齢の男性が農場の一軒家に、鉱山から何物かを誘き寄せた。
高電圧を使って、それを捕らえようとしたが失敗し、彼は殺された。
シングルマザーのキャリーは、家賃滞納でアパートを追い出された。
彼女は息子のトレヴァー、娘のフィービーを連れて、父から受け継いだ農場の一軒家に引っ越してきた。
冒頭の老人は、キャリーの父、イゴン・スペングラーだった。
家は、埃が積もり、まるで廃墟のようだった。
フィービーは、化学オタクで友達がいなかったが、ここには彼女の興味を惹く装置がいくつもあった。
キャリーはフィービーをサマースクールに連れて行った。
講師をしているのが、地質学者のゲイリー・グルーバーソンという中年男性だ。
彼は、生徒たちにビデオを観させて、その間、自分の研究に没頭していた。
ゲイリーによると、原因不明の地震が30年も続いているという。
フィービーは、ボットキャストと名乗る少年と友達になった。
家では、チェスの駒が勝手に動いたりした。
この作品は、CGが上手く、映像に迫力がある。
ストーリーにリアリティは無い。
主演の吹き替えをした上白石萌歌は、売れっ子声優に囲まれて大変だっただろう。
周囲との差がありすぎる。
それ以上に、プロの声優を採用してほしかった。
主役に素人を採用する意味がわからん。