ジュリアーノ・ジェンマ主演、イタリア・フランス・スペイン合作の西部劇である。
彼らは看守を見殺しにして、囚人達を連れ去った。
混乱の中、手下の一人ウイスキーが置き去りにされる。
刑務所には名うての賞金稼ぎアリゾナ・コルトが、収監されていた。
コルトは、ウイスキーを連れて逃げ出し、ゴルドン達に合流する。
ゴルドンは仲間に入れとコルトを説得するが、コルトは返答を曖昧にして立ち去った。
ゴルドンは、グレイストーン・ヒルの銀行を襲撃することにした。
そして、手下のクレイを偵察に向かわせる。
コルトに出くわしたクレイは、彼を街の酒場へ連れて行った。
クレイは、酒場の女ドロレスに正体を見破られたため、彼女を殺して逃げる。
ドロレスの父と姉ジェーンは、復讐を誓う。
コルトは、500ドルとジェーンとの一夜を報酬に、クレイ殺しを引き受けた。
しかしコルトは、ゴルドン一味に捕まってしまう。
いつもの、ジュリアーノ・ジェンマである。
痛めつけられて、ぼろぼろになるが、最後には勝って去っていく。
水戸黄門のように、お決まりのパターンは、安心して観ることが出来る。
その代わり、ファンでないと気分は盛り上がらないだろうが。