冒頭、店でインタビューを受けている男性が、隠しカメラで撮影されている。
その男性は、店を出た後、車ごと駐車場から突き落とされて死亡した。
高校教師のウィルは、音楽家の妻ローラと2人暮らしだ。
ある日、ローラがレイプされ、重傷を負って病院に運び込まれた。
待合室で1人落ち込んでいるウィルに、サイモンという男が話しかけてきた。
組織が犯人を殺してやる、と言う。
報酬は要らない、頼み事を聞いてもらうだけだと。
ウィルは、同意した。
数日後、犯人は始末され、その写真とローラから盗んだペンダントが、ウィルの元に届いた。
半年後、サイモンが来て、ウィルに動物園の前のポストから投函しろと言い、封筒を渡した。
ウィルは、指示通り動物園に行くと、サイモンから携帯に連絡が入った。
彼の指示通り、中に入っていた写真の子供連れを尾行した。
これで、約束は果たしたと、ウィルは思った。
しばらくすると、サイモンからある男を殺せとの指示がきた。
拒否していると、ローラと食事しているところにサイモンが来て、それとなく脅しをかけた。
ウィルは、殺害を指示された場所に行くしかなかった。
うまく纏まっている。
こぢんまりとし過ぎていて、つまらない。
随所に散りばめられた伏線が、計算し尽くした感じで、途中から先が読めた。
意外性、予想外の展開がないと、面白くないのだ。