デンゼル・ワシントン、クリス・パイン主演、アメリカの映画である。
ペンシルバニア州南部にあるブルースター操車場に配属された新人車掌ウィル・コルソンは、離婚係争中で、イラついていた。
ベテラン車掌のフランク・バーンズは、会社の方針が気に入らずに、イラついていた。
ウィルは気難しいフランクに挨拶し、二人て機関車1206号に乗り込んだ。
その頃、フラー操車場でミスがあり、機関車777号が、無人のまま暴走を始めた。
39両編成で、全長800メートルを超える、超重量級の貨物列車である。
操車場長のコニー・フーバーは、777号は惰性走行をしていると判断した。
そして、溶接工主任のネッド・オールダムに、列車の進行先にあるポイントを切り替えて側線に入れ、停止させるよう命じた。
ネッドか指示に従ってポイントで待っていたが、いくら経っても、列車は来なかった。
777号は動力が繋がっていて加速し、はるか前に通過していたのだった。
列車には大量のディーゼル燃料と、有毒で発火性のある溶融フェノールが積まれている。
進路の先には、スタントンの市街地があった。
この作品は、実際に起きた事故を元に製作された。
ストーリーが単純明快で、迫力のあるシーンが続き、これぞ娯楽映画と言える。