ジョニー・デップ、アンジェリーナ・ジョリー主演、アメリカの映画である。
パリ在住のイギリス人エリーズは、警察とマフィアに監視されていた。
恋人アレクサンダーが、7億円の脱税をしてヨーロッパ中に指名されていたのだ。
さらに彼は、マフィアの金も盗んでいる。
ある日、エリーズの元にアレクサンダーから手紙が届いた。
そこには、指定された列車に乗ってヴェネチアに行くこと、また、列車内で自分に似た背格好の男に声を掛けよう、指示がされていた。
手紙を燃やした彼女は、監視をかいくぐって列車に乗った。
そして指示通り、彼に似た男に声を掛けた。
男の名前はフランク、アメリカ人の教師で、旅行中だ。
警察は、焼き捨てられた手紙を復元しフランクにたどり着くが、人違いだと知ってがっかりだ。
ところが、マフィアの内通者が、アレクサンダーがエリーズと一緒にいると、マフィアのショーに連絡した。
ベネツィアの高級ホテルで一夜を過ごした二人。
翌朝フランクが目を覚ますと、エリーズの姿はなく、ショーの手下が乗り込んできた。
慌てて逃げ出す、フランク。
彼は、途中で警官を突き飛ばして、逮捕されてしまった。
この作品は、最後のどんでん返しが素晴らしい。
ジョニー・デップのコミカルな演技も、良い。