日本のアニメーション映画である。
U.C.0093年に起きたシャーの反乱から12年。
地球連邦政府の腐敗を正そうとする組織「マフティー」が、テロ活動を行なっていた。
ブライト・ノアの息子ハサウェイ・ノアは、政府高官などの特権階級が乗るシャトルで、地球に向かっていた。
そこには、地球連邦軍のケネス・スレッグ大佐も乗っていた。
シャトルが大気圏に入った時、突然、マフティーを名乗る集団にハイジャックされた。
集団はサブマシンガンを撃ち、乗員を射殺した。
集団に占拠された時、ギギ・アンダルシアという少女が、ハサウェイに「そんなのやっちゃいなよ」と囁いた。
ハサウェイは、相手の銃を奪った。
それに乗じでケネスも立ち上がり、二人で集団を制圧した。
一行は、無事、地球に降りた。
ハイジャック集団は、マフティーを騙る偽物だった。
ハサウェイとギギは、警察の取り調べもあり、連邦政府が用意したホテルに宿泊することになった。
強引なギギは、ハサウェイを自分の部屋に泊まるよう強要した。
その後、一人街に出たハサウェイは、マフティーの連絡員ミヘッシャ・ヘンスとミツダ・ケンジに接触し、今後の指示を出した。
ハサウェイは、マフティーのリーダーなのだ。
ブライト・ノアが出ている作品を観ている人には、返ってわかりにくいだろう。
ハサウェイが、なぜ、テロ組織のリーダーになったのかが、描かれていないから。
映像は美しいし、モビルスーツ同士の戦闘は、迫力がある。
予備知識が無い方が、純粋に楽しめるかもしれない。