日本のアニメーション映画である。
宇宙世紀0093年。
クリブス戦役以降、姿を眩ましていたシャア・アズナブルは、ネオ・ジオンを率いて地球連邦政府に宣戦布告した。
シャアは手始めに、小惑星5thルナを、地球連邦政府があるチベットのラサに衝突させる作戦に入った。
それを察知した地球連邦軍独立部隊ロンド・ベルのブライト・ノア司令官は、阻止する行動に入った。
モビルスーツ「リガズィ」で出動したアムロ・レイは、シャアと戦うが、5thルナは地球に落下した。
更なる攻撃を恐れた地球人は、脱出するために宇宙港に殺到した。
ブライトの妻ミライと二人の子供も宇宙港に来たが、満席ですぐにはシャトルに乗れないと言われた。
そこにブライトの知り合いで地球連邦政府のアデナウアー・パラヤが来て、ミライの息子ハサウェイだけ乗り込むことができた。
ハサウェイは、アデナウアーの娘クェスと親しくなった。
アムロは、新型モビルスーツ「νガンダム」を受け取りに、月面基地へ向かった。
そこにブライトからら帰還命令が入った。
アムロと恋人のチェーン・アギは、νガンダムの最終調整を兼ねて、ブライトの元に戻った。
シャアは、今は使われなくなっている地球連邦軍の小惑星基地アクシズを、地球に衝突させようと企んでいた。
ガンダムシリーズが愛されるのは、正義の味方が悪を退治するという単純なものではないからだろう。
戦うもの同士、互いに正義があり、愛する人がいる。
観終わった後、切なさ、やり切れなさが残り、次が見たくなるのだ。