日本のアニメーション映画である。
Zガンダムシリーズの完結編だ。
エゥーゴとティターンズの戦闘に、ジオン軍の残党アクシズが介入してきた。
その結果、エゥーゴは救われた。
アクシズを率いるハマーン・カーンは、まだ幼いザビ家の生き残りミネバ・ザビを王座に据え、自らは摂政として実権を握っていた。
エゥーゴのクワトロ大尉 ( =シャア・アズナブル ) らは、ミネバに謁見した。
ミネバはシャアを覚えていて、懐かしがる。
両陣営は、手を組んでティターンに対抗することになったのだが・・・。
この作品も、ごちゃごちゃしている。
テレビアニメシリーズ50本分に、新しいシーンを加えたものを三部作にしたものだから、多くの部分がカットされている。
そのせいで、個人のストーリが薄くなって、感情移入が出来ない。
戦闘シーンでは、前二作品とも敵味方の区別がつきにくかったが、今回は三つ巴で、さらにややこしくなった。
これでは、コアなガンダムファンにしか理解できないだろう。
予備知識なしで観たら、支離滅裂としか感じない。
その分、ファン同士なら、掘り下げて深い話が出来るのだろう。