日本のアニメーション映画である。
地球連邦政府は、コロニー再生計画を開始していた。
地球周辺には、破壊された戦闘艦など兵器の残骸が、スペースデブリとして大量に漂っている。
オーストラリアのトリントン基地では、ニナ・パープルトンのもとで新しい2機のガンダムが開発されていた。
ニナの目の前で、核弾頭を装備したガンダム試作二号機が強奪された。
犯人は、かつてジオン軍のエースパイロットとして君臨し、「ソロモンの悪夢」と恐れられたアルベルト・ガトーだ。
その場にいた新人パイロットのコウ・ウラキが、一号機に乗り込んで応戦した。
しかし、操縦技術に圧倒的な差があり、取り逃してしまった。
ガトーは、ジオン残党軍デラーズ・フリートの一員として、新たな作戦「星の屑作戦」のためにガンダムを強奪したのだった。
コウはニナに気に入られて、ガンダム一号機を任されることになった。
コウたちは、戦艦アルビオンで宇宙に出た。
デラーズ・フリートの指導者エギーユ・デラーズは、地球連邦軍に宣戦布告した。
この作品は、「機動戦士ガンダム」と「機動戦士Zガンダム」の間の出来事を綴ったものだ。
主人公のコウ・ウラキは、みっともない青年だ。
主人公に何の魅力も無いというのは、いかがなものか。
アルベルト・ガトーが、かっこいい。
彼を主人公にした方が、もっと面白い作品になっただろう。