日本のアニメーション映画である。
宇宙世紀0079年4月。
ジオン軍の地球侵攻作戦に、モビルタンク「ヒルドルブ」の投入が決まった。
ヒルドルブは、さまざまな試験の結果、2年前に不採用が決まった兵器である。
第603技術試験隊は、ヒルドルブの地上での試験を命じられた。
ヒルドルブに乗り込むのは、デメジエール・ソンネン少佐。
彼は、モニク・キャデラック特務大尉の、かつての教官でもあった。
兵器は、モビルスーツの時代に移行している。
モビルスーツのパイロット試験に落ちた少佐は、自暴自棄になり、荒んでいた。
そんな少佐をモニクは、「鯛は腐っても鯛だが、軍人は腐ったら野良犬以下だ」と、軽蔑していた。
オリバー・マイ技術中尉とモニクは、ソンネン少佐を乗せたヒルドルブを搭載したコムサイで、地球に降下した。
途中、連邦軍に攻撃され、急遽、ビルドルブをおろした。
ビルドルブは、高速走行ができる戦車だ。
ソンネンは、索敵を開始し、6機の敵モビルスーツを発見した。
それは、連邦軍がジオンから奪ったザクだった。
ソンネンは、長射程からの一撃で、1機を破壊した。
モビルタンク対モビルスーツの戦闘が始まった。
ヒルドルブのデザインがいい。