日本のアニメーション映画である。
スペースコロニーの一つジオンが、独立を目指して地球連邦と戦争を始めた。
この物語は、ジオン独立戦争初期の出来事を、ジオン側から描いたものである。
宇宙世紀0079年1月。
ジオンは、敵の射程外から攻撃できる長射程の艦隊決戦砲「ヨルムガンド」を、開発した。
砲身が200メートルもある、巨大なものだ。
第603技術試験隊は、試験支援艦ヨーツンヘイムを使って、ヨルムガンドをジオン本国からサイド5 ( 通称ルウム ) 宙域へ移送する。
試作段階での、実戦投入だ。
ルウムでは、地球連邦軍を相手に、大艦隊戦が予定されていた。
部隊には、大学を卒業したばかりのオリバー・マイ技術中尉が乗り込んでいる。
また、総帥府から女性士官モニク・キャデラック特務大尉が派遣されていた。
彼女は、二階級上の中佐扱いである。
ヨルムガンドを操作するのは、ベテラン砲術長アレクサンドロ・ヘンメ大尉だ。
艦隊決戦が始まった。
完成したときには既に航空機の時代になっていて、大艦巨砲時代の遺物になってしまった戦艦大和を彷彿とさせる物語である。
CGの技術が低く、映像は稚拙だ。