日本のアニメーション映画である。
ソレスタルビーイングが、アロウズの宇宙兵器「メメントモリ」を破壊して数日後、連邦内でクーデターが起きた。
首謀者はアフリカの軌道エレベーターを占拠し、市民6万人を人質に取った。
彼らの目的は、私設治安維持部隊アロウズの真実を公表し、糾弾することだ。
アロウズは、もう一機のメメントモリを使って、軌道エレベーターを破壊する準備に入った。
事実を知った人質ごと、抹殺するのである。
それを察知したソレスタルビーイングが、メメントモリの破壊に向かう。
しかし、ガンダムによる攻撃が僅かに遅れ、レーザーが照射されてしまった。
軌道エレベーターは上部から崩れ始め、破片が地上に落下する。
地上には数千万人が暮らす都市があった。
ソレスタルビーイングのモビルスーツが、落下してくる破片を粉砕する。
そこに、連邦正規軍、アロウズ、カタロン、反乱軍も加わって、破片を粉砕した。
くしくも、人類が一つになったのである。
4ヶ月後、ソレスタルビーイングは、アロウズを影で操るイノペーターの殲滅と、イノベーターに奪われている演算処理システム「ヴェーダ」奪還作戦を開始した。
この作品は戦闘シーンが多く、予備知識がないと敵味方の識別が難しい。
そもそもガンダムシリーズは、戦う者同士、そせぞれに正義があって、「善 vs 悪」の戦いではないから、マニアでないと分かりにくい面がある。
それが人の心を掴んで、長くシリーズが続く理由の一つだ。