学歴のないルイス・ブルームは、金網やマンホールを盗んで売り捌いて稼いでいる。
買い取る側は、彼の足元を見て安く買い叩く。
ある夜、彼は車を運転中、交通事故現場に出くわした。
車を降りて見に行くと、ビデオカメラを持った男たちが撮影に来た。
それは、スクープとなる映像を撮影してテレビ局に売り込む「ナイトクローラー」という人たちだった。
ルイスは、ロードバイクを盗んで金に変え、ビデオカメラと警察無線の受信機を買った。
ある事故現場に駆けつけた彼は、救急隊員の制止を無視して犠牲者に接近して撮影した。
そしてそれを、テレビ局に持ち込んだ。
映像を見た女性プロデューサーのニーナ・ロミナは、それを気に入って買い取った。
そしてニーナは彼に、より良い映像を撮るためのアドバイスをした。
危険な香りのする作品である。
金になるならと、やり方がどんどんエスカレートしていくのが、恐ろしい。
過激さを売り物にするYouTuberと同じだ。