アメリカの映画である。
2009年、春。
マイケル・ジャクソンは、10年ぶりとなるコンサートツアーを企画していた。
4月15日に、オーディションに合格したダンサー達のインタビューが、撮影された。
コンサートでの、マイケルの登場シーンの予定が映された。
1ヶ月前の、3月5日。
ロンドンでマイケルは、新作公演「THIS IS IT」を行うことを発表した。
彼のヒット曲を中心にした構成で、50回の公演チケットは、瞬く間に完売した。
オーデションの風景。
マイケルやスタッフの前で、大勢のダンサーが踊っている。
そして、メインダンサーが発表された。
合格したダンサー達は、公演で使う映像の撮影に参加した。
マイケルも参加して、作り上げていく。
この作品は、2009年7月から始まるコンサートツアー「THIS IS IT」のリハーサルや、関係者のインタビューで構成されている。
マイケルは、6月25日に急死したため、コンサートは実現しなかった。
コンサートを一つの作品として作り上げていく、マイケルのプロ根性やサービス精神に感動する作品だ。
舞台裏が見られるのも、楽しい。