ジャン = ポール・ベルモンド主演、フランス、イタリア合作の映画である。
見習い航空兵のアドリアン・デュフルケは、休暇でパリにやってきた。
パリには、恋人のアニェス・ヴィレルモーザが住んでいる。
その日、パリの博物館に強盗が入り、守衛が殺され、アマゾンの小像が盗まれた。
考古学者のノルベール・カタラン教授が呼び出され、刑事に説明した。
その像は、失われたブラジル古代文明のもので、とても価値がある。
かつて、彼と、同僚のヴィルモーザ教授、そして実業家のアンドレ・ディ・カストロの3人で探検したとき、3体の小像を発見した。
そして、1人1体ずつ持ち帰ったのだ。
ヴィルモーザ教授は、その後しばらくして亡くなった。
今回盗まれたのは、カタラン教授が寄付したものだ。
ヴィルモーザ教授の娘アニェスが、博物館に駆けつけた。
彼女は、父が持ち帰った小像は、ブラジルの自宅の敷地内に埋めたと話した。
博物館を出たカタラン教授が、誘拐された。
アニェスが自宅で、刑事から事情聴取を受けている時、アドリアンが訪ねてきた。
再会を喜ぶ間もなく、聴取が続く。
車の駐車がおかしいと言われたアニェスが表に出た時、男に襲われ、誘拐された。
窓から見ていたアドリアンが、バイクを盗んで追いかけた。
ドタバタ活劇。