アメリカの西部劇である。
16歳の少年ペン・モックリッジは、4ドルで銃を手に入れ、友達に見せびらかせていた。
彼は、カウボーイになるのが夢だった。
ある日ベンは、フランク・カルペッパーの一行がコロラド州フォートルイスまで、2000頭の牛を運ぶ噂を耳にした。
ベンはカルペッパーの元に行き、手伝わせてくれと直訴した。
熱心に頼んだ彼は、コックの助手として採用された。
ベンは意気揚々と出発したが、大人のカウボーイたちは誰も、未熟な彼を相手にしなかった。
数日後、牛泥棒が侵入して、200頭の牛が奪われた。
カルペッパーが牛泥棒を見つけて引渡しを要求すると、法外な金を要求された。
それで銃撃戦になり、牛泥棒は全員射殺された。
その際、3人のカウボーイが犠牲になった。
そこでカルペッパーは、ベンに使いを命じた。
人員を補充するため、カスティーゴの村に行き、ラス・コードウェルと仲間を雇ってくるのだ。
早速出掛けたベンは、途中で盗賊に襲われ、馬と銃を奪われてしまった。
かっこいいヒーロー物語ではない。
泥臭いが、自分自身に誠実なカウボーイたちが印象に残る。