スティーブ・マックイーン主演、アメリカの映画である。
西部ネバダ州の田舎で両親と暮らしている少年マックスは、水くみ場で3人の男と出くわした。
男は、サンドという人を捜しているという。
サンドはマックスの父だ。
ジェシーと名乗った男はマックスの名を聞き、彼の馬を蹴散らして、家の方へ向かった。
不安に駆られたマックスが帰宅すると、両親は惨殺されていた。
マックスは、家を焼き払い、復讐のために3人を追った。
最初に出会った3人組は人違いだった。
マックスは彼らに、銃と馬、そしてなけなしの8ドルを奪われてしまった。
次に出会ったのが、ジョナス・コードという銃の商人だった。
事情を知ったジョナスは、マックスに拳銃を教えた。
ジョナスと旅をしながら腕を上げたマックスは、独り立ちし、カウボーイとして働いた。
ある日、アビリーンの街でインディアンの娘ニーサから、ジェシーの居場所を聞き出した。
それらしい男なら知っていると言われたマックスは、男の馬を見に行った。
馬には、彼の父のサイン「SS」 の焼き印があった。
マックスは、ナイフで格闘の末、父の仇を討った。
しかし、重傷を負ってしまい、ニーサの一族の世話になる。
マックスの母は、ニーサと同じカイオワ族だった。
傷が癒えたマックスは、残り2人を捜しに出た。
何もかもなくした16才の少年マックスが、銃を習い、読み書きを覚え、復讐を果たす物語だ。
仇が監獄にいることを知ると、わざと捕まって収容され、復讐を遂げる。
凄まじい執念である。