マーロン・ブラント主演、アメリカの西部劇である。
捨て子だったマルコは、育ててくれた父に恩返しするため、家を出て野牛狩りをして働いた。
200ドルとアパルーサ種の馬を手に入れた彼は、故郷を目指した。
途中の街で、教会に立ち寄った。
その時にすれ違った女が、マルコの馬を盗んで逃げようとした。
女の名前はトリニ。
貧しい農家の娘で、強盗の首領チューイの嫁として売られてきたのだった。
教会を出たトリニは、「入ってきた男に、汚い手で触られた」とチューイに告げた。
腹を立てたチューイが教会に入った隙に、トリニは逃げようとしたのだったが、チューイの手下に捕まった。
チューイがマルコに銃を向けている時にその知らせが入り、チューイは外に出た。
マルコは、何もなかったかのように、アパルーサに乗って去ろうとした。
チューイはマルコに、馬を売ってくれと頼んだが、マルコは拒否して去った。
マルコは、故郷に帰ってきた。
家には義弟のパコとその妻子が、とうもろこしを育てて暮らしている。
歓迎されたマルコは、酒を飲み、牧場を作る計画を話した。
その隙にチューイと手下が、アパルーサを盗み出した。
酔っ払ったマルコは、銃の照準が定まらない。
もたもたしているうちに、逆に投げ縄で捕まり、いたぶられた。
マーロン・ブラントが、若い。