イギリスの映画である。
ヒューストンの大手石油会社に勤めるマッキンタイアは、先日も大きな契約を締結させたエリートサラリーマンだ。
社長のフェリックス・ハッパーは、スコットランドの漁村ファーネスに、巨大な石油コンビナートを建設する計画を立てた。
土地買収の担当に、彼は、マッキンタイアを指名した。
彼の名前がスコットランド系だというのが、理由だ。
マッキンタイアは、スコットランドに飛んだ。
彼は仕事以外に、夜空に興味のある社長から、星空の様子を報告する様に頼まれていた。
スコットランドの空港に到着すると、現地支社のダニー・オルセンが迎えにきていた。
二人は、まずアバディーンの研究所を見学してから、車でファーネス村に向かった。
村唯一の宿屋のオーナー兼ウエイターのゴードン・アーカートは、会計士でもあった。
ゴードンは、土地買収で大きな額のお金が入ってくることを聞かされた。
そして、ゴードンが村人たちとの交渉の取りまとめ役をすることに決めた。
さしあたってすることが無いマッキンタイアとダニーは、村人たちと交流する様になり、村の生活に溶け込んでいった。
細かなブラックジョークが散りばめられていて、そういうものが好きな人には、受ける作品だ。