ジュリアーノ・ジェンマ主演、イタリア・スペイン合作の西部劇である。
敗れた南軍は捕虜になり、虐げられていた。
解放されたものの、土地に残った者は、安い賃金でこき使われていた。
その上、無実の罪で賞金を掛けられ、賞金稼ぎ達の餌食にされていた。
南軍の生き残り、カリフォルニアは、故郷を目指して歩き始めた。
ウイリー・ブレンストンという若者が、彼を気に入ったのか、共に歩いて行く。
なんだかんだで、2人はウイリーの故郷を目指すことになった。
名前を聞かれたカリフォルニアは、「マイケル・ランダム」 と名乗る。
途中の村では、2人は南軍を嫌う人々に襲われ、馬を盗んで逃げ出した。
廃墟まで逃げてきたとき、後ろに乗っていたウイリーが撃たれて死亡した。
村人は馬を取り返して、引き上げていった。
その後カリフォルニアは、プリンストン家を探し当て、ウイリーの死を告げた。
カリフォルニアはウイリーの両親に気に入られ、妹ヘレンと恋仲になる。
見せ場が少なく、間延びした作品だ。
ジュリアーノ・ジェンマの吹き替えが、山田康雄である。
ルパン三世と同じ声で、なんだか、頼りない。
やはりジェンマは、野沢那智がいい。