本宮泰風主演、日本の映画である。
田村悠人の出所を、氷室蓮司と二人の子分が迎えた。
出てきた田村は、氷室を見つけるなり駆け寄って抱きついた。
四人は、三上組組長の元に挨拶に行った。
組長は、暖かく田村を迎えた。
回想。
8年前。
氷室と田村は、横浜で仲間たちと暴れ回っていた。
ある時、安西組の組員をボコボコにして、金を奪った。
その金で、安西組のシマにあるスナックに飲みに行った。
田村が大騒ぎして店員を殴ったため、店は安西組に助けを求めた。
そこに、組の若頭・若宮が子分を連れてやってきた。
そこで喧嘩になり、氷室と田村は彼らを叩きのめした。
昼、氷室が街を歩いている時、甥の健太と出くわした。
困っている様子の健太を問いただすと、50万の借金が600万に膨れ上がったという。
健太は、手に入れた拳銃を持っていて、片を付けに行くと言う。
弾は1発しか入っていない。
氷室は銃を取り上げ、健太に案内させた。
金を貸した安西組の秋本照政に交渉を拒否された氷室は、拳銃を取り出してロシアンルーレットを仕掛けた。
氷室の度胸を認めた秋本は、元金返済で手を打った。
氷室は100万を置いて、事務所を出た。
彼の行きつけのスナックが若宮らに襲われ、氷室の女であるホステスのリョウコが拐われた。
若宮の卑劣なやり方が気に入らない秋本は、組を去った。
氷室と田村が組事務所に乗り込んで暴れ回り、、安西組を解散させた。
安西組の上部組織である丸内組は、氷室たちの抹殺を決めた。
氷室と田村は、神戸に逃れた。
喧嘩のシーンは、リアリティがある。