フランスの映画である。
オーストリア人青年ジュールは、パリのモンパルナスで、フランス人青年ジムと知り合った。
二人とも文学が好きで、すぐに打ち解けた。
二人は常に一緒にいた。
ジムは女にモテるが、ジュールはなかなか良い女性に巡り会えなかった。
ある日、二人はジュールの友人アルベールの家の幻燈会に行った。
幻燈に映し出されたのは、アドリア海の島にある女神の石像だった。
それに魅了された二人は、早速、島を訪れた。
そこで、カトリーヌという女性と出逢った。
彼女は、女神の石像にそっくりだった。
三人は仲良くなった。
カトリーヌは、自由奔放な女性だ。
三人で芝居を見た後、ジュールとジムが芝居について話し込んでしまって放っておかれたカトリーヌは、いきなりセーヌ川に飛び込んだ。
川から上がったカトリーヌは、次の日にジムと会う約束をした。
翌日、ジムは待ちぼうけ。
彼が待ちくたびれて帰った後、カトリーヌが現れた。
翌朝、ジュールはジムに、カトリーヌとの結婚が決まったと電話した。
第一次世界大戦が始まった。
ジュールとジムは、それぞれの国の兵士として出征した。
カトリーヌに娘が生まれた。
モノクロの作品である。
フランス人の価値観が学べる。