captainsunday’s blog

ネタバレしないように、思い出に残っている映画を、簡単に解説しています。

怒りの葡萄

アメリカの映画である。

 

1930年代、世界恐慌の頃のオクラホマ州

 

トム・ジョード・ジュニアは、殺人罪で服役していたが、仮釈放されて実家に戻る。

 

途中、元牧師のジム・ケイシーと出会い、一緒に実家の農場に帰った。

 

しかし、家族の姿はなく、ミューリィという農夫がいて、家族の消息を教えてくれた。

 

みんなは、伯父のジョンのところにいた。

 

砂嵐のために耕作ができなくなり、みんなでカリフォルニアに向かうことになっていたのだった。

 

翌朝、オンポロのトラックに家財道具を積み、一族が揃って出発した。

 

出発して間もなく、祖父ウィリアムが心臓発作で他界した。

 

カリフォルニアに入る直前、祖母も他界した。

 

一家は、移民キャンプに到着した。

 

そこは、オクラホマから流れてきた貧しい農民たちで溢れていた。

 

さらに、保安官が貧民たちを虐待していた。

 

彼らは、そこを出た。

 

そして、人手を求めている農家を見つけて、腰を落ち着けた。

 

しかし、低賃金での日雇いだから、食料を買うと、手元には現金が残らない。

 

ケイシーは、ストを目的として労働者を束ね始めていた。

 

 

この作品は、重苦しい。

 

救われない。

 

見ていて辛い。