アメリカの映画である。
カリフォルニア州バークレー大に通うルイス・トーマスは、夜、幼なじみのヴェラと電話で話していた。
ヴェラは、付き合っていた男と別れたところだ。
片想いしているルイスは、一緒に帰省しないかと誘う。
ヴェラは、OKした。
ルイスは、航空券を払い戻して中古車を買い、出発する。
コロンビア大に通うヴェラを、途中で拾うのだ。
その前に家に電話すると、兄がソルトレイクシティーで、警察に捕まって留置されているといわれた。
ルイスは、警察に寄り道して、兄フラーを保釈させた。
兄を乗せて出発。
途中、ヴェラに電話している間に、フラーは車に無線を取り付けた。
他のドライバーから、警察の取締を聞くのに役立つ。
いろいろなドライバーと交信するうちに、悪戯心が芽ばえた。
女の振りをして、トラックドライバーをからかったのだ。
その夜、モーテルに泊まる。
フロントに行ったフラーは、先客の男に、嫌な思いをさせられた。
腹を立てて車に戻ると、先程からかったトラックドライバー、ラスティ・ネイルと無線が繋がっていた。
そこでフラーは、先客の男に仕返しするため、男の部屋にラスティを誘ったのだった。
翌日、先客の男が道路上で発見された。
下あごを切り取られ、重体だ。
コロラドに向かう途中、ラスティと無線が繋がった。
ルイスは、女の振りをてからかっただけだと白状した。
謝罪を求めるラスティに対して、フラーが暴言を吐く。
そこから、ラスティの復讐が始まる。
リアリティがあって、恐ろしい作品だ。
この手の悪戯は、やってしまうかも知れない。