アメリカの映画である。
シャークネードとの闘いが評価されたフィン・シェパードは、NATOのシャークネード戦略会議に招集され、ロンドンに来た。
会議に向かう途中、フィンはノヴァから連絡を受けた。
ノヴァは地底の洞窟で、古代人がシャークネードと闘っている壁画を見つけたのだった。
フィンは、一緒に来た妻エイプリルと息子ギルを英国首相に引き渡して、ヘリでストーンヘンジに向かった。
地底に降りたフィンとノヴァは、「デュークワカのハーネス」 という、背びれの形で緑の宝石が埋め込まれている置物を発見した。
それを取り上げると、地震が起きた。
そして、サメが現れた。
慌てて地上に戻った二人を、発生したシャークネードが襲う。
エイプリルとギルは、MI6の研究室に案内された。
ギルは博士から、光ファイバーで出来ていて、GPSの付いた特殊なヘルメットを貰った。
フィンとノヴァがヘリで戻ってきた頃、シャークネードがロンドンを襲った。
4人は2階建てバスでその場を離れるが、逃げ切れず、バスがひっくり返る。
シャークネードは、バッキンガム宮殿を襲った。
フィンはサメに乗っかったまま、バッキンガム宮殿の中に突入した。
ギルは、ノヴァの手から離れて、シャークネードに巻き込まれてしまった。
このシャークネードは、瞬間移動するのだった。
ギルのヘルメットに付いているGPSの信号を追って、フィンとエイプリルは世界を駆け巡る。
この作品でも、他の映画のパロディがいくつも入っていて、笑える。
どこかで観たようなシーンが、沢山ある。
受け狙いなのか、アイデアが枯渇してパロディに逃げたのか。
いずれにせよ、荒唐無稽の極みで、ここまでくると、もはやコメディだ。
この作品は完結しておらず、シリーズ第6作に続く。