captainsunday’s blog

ネタバレしないように、思い出に残っている映画を、簡単に解説しています。

オースティン・パワーズ

マイク・マイヤーズ主演、アメリカのコメディ映画である。

 

1967年、Dr.イーブルは、宿敵オースティン・パワーズをなかなか殺せないでいた。

 

失敗した部下は、悉く焼き殺される。

 

イギリスの諜報部員であり、表向き写真家のオースティン・パワーズは、女性達にモテモテだった。

 

オースティンは、クラブでイーブルを追い詰めた。

 

しかし、もう少しの所で取り逃がしてしまう。

 

イーブルは、ビッグ・ボーイ人形型のロケットで宇宙へ脱出し、自らを冷凍保存した。

 

オースティンも、来るべき対決に備え、冷凍される。

 

30年後、イーブルが帰ってきた。

 

隠れ蓑にしていた会社は、任せていたMr.ナンバー・ツーのお陰で、大きく発展していた。

 

しかし、世界征服を企むイーブルは、国連を脅迫して大金をせしめる作戦を立てる。

 

ところが、この30年の間に実現していることばかりだ。

 

最後に思いついたのは、核弾頭を盗んで地底で爆発させる、というものだった。

 

身代金を「100万ドル」 と言ってしまい、また、ナンバー・ツーにたしなめられる。

 

貨幣価値が、大きく変動しているのだ。

 

イーブルは、国連に1000億ドルを要求した。

 

一方、オースティンも解凍され、かつての助手の娘ヴァネッサとコンビを組んだ。

 

ブラックジョークも、ふんだんに散りばめられたコメディである。

 

ほろりと感動させられるシーンなど、全く無い。

 

マイク・マイヤーズは、オースティンとイーブルの一人二役だ。

 

敵同士を同じ役者が演じているというのも、面白い。