アメリカの西部劇である。
ワイオミング州で牧場を営むリーには、2人の息子がいた。
兄のエドは乱暴者で、荒野の男として理想的だった。
弟は、控えめな臆病者だが、優しい男に育った。
リーは、家畜を移送するために、男を3人雇う。
リーダーのポールは、腕が良かった。
ポールには美しい妹クリーがいた。
エドは彼女に惚れるが、彼女は弟の方を選ぶ。
移動の途中、彼らは野生の白馬を見つけた。
エドとポールが、争うように捕獲に出掛ける。
エドは、ポールの優秀さに嫉妬していた。
途中、エドがポールを崖から突き落として殺害した。
一行がジャクソンシティーに着いた時、雇われた2人が、エドをポール殺害の犯人として告発した。
ところが馬商人が、事件 ( 事故 ) の目撃を偽証し、エドは釈放される。
その商人をエドが銃撃した。
躾を誤ると、こんな人間になってしまうという警告。
映画とはいえ、エドを観ていると腹が立って仕方がなかった。
オヤジが哀れで、かわいそうな作品である。