ニコラス・ケイジ主演、アメリカの映画である。
主人公メンフィスは、車泥棒から足を洗い、真面目に暮らしていた。
そこへかつての仲間がやってきて、メンフィスの弟が車泥棒に失敗して命が危ないと告げる。
メンフィスは、ボス・カリートリーの所に話を付けに行く。
そこで、弟の命と引き替えに50台の高級車を盗むことになった。
期限は、4日後だ。
メンフィスは、泥棒仲間を訪ね歩くが、いけるのは三人だけだ。
そこへ弟たちが合流して、作戦のめどが立った。
警察の捜査が追いつかないように、彼らは。一晩で50台を盗む。
最後の1台は、メンフィスが一度も成功していない、1967年製シェルビーGT500。
彼は、「エレノア」と呼んでいた。
盗み出すことに成功したものの、キャッスルベック刑事に見付かり、カーチェイスが始まる。
最終的には、メンフィス、キャッスルベック刑事にカリートリーが加わって、三つどもえの戦いになる。
この作品の見所は、鮮やかな盗みの手口だ。
盗難防止装置を付けていても、何の役にも立たないのかと、心配になる。
映画だからといえば、そうなのかも知れないが。
現実にも、ありそうな気がする。
リアリティーが感じられた。