ヒュー・ジャックマン主演、アメリカの映画である。
ペンシルベニアの田舎町。
ケリー一家は、隣家のフランクリン一家と感謝祭を祝っていた。
その最中、ケリーの娘アンナとフランクリンの娘ジョイがいなくなる。
どこを探しても見付からず、彼らは警察に通報した。
担当するロキ刑事は、近くで目撃されたRV車に連れ去られたのではないかと、運転していたアレックスを捕まえた。
ところがアレックスは知能が低く、誘拐する能力などなさそうだった。
彼の世話をしている叔母も、「アレックスは、悪いことなど出来ない。」 と、証言した。
物的証拠もなく、アレックスは釈放された。
それに納得いかないケリーは、アレックスを強く尋問する。
「僕がいた時は、泣かなかった。」 と、アレックスが漏らした言葉で、ケリーはアレックスが犯人だと確信した。
一方ロキ刑事は、性犯罪歴のある神父の家を捜索した。
そこで、ミイラ化した遺体が発見される。
それは10以上の子供を殺害した男で、神父自身が殺したという。
ケラーの自宅周辺には、事件の早期解決を願う人々が集まっていた。
その時、ロキ刑事と目のあった男が、逃走する。
逃げ切った男は、夜、ケラー家、フランクリン家に侵入したが、捕まることなく逃げてしまう。
ケリーは、アレックスを空き家に連れ込み、拷問した。
ロキ刑事は、ケリーを怪しみだしていた。
よく出来たサスペンスだ。
ミステリー作品のルールも、きちんと守られている。