ダスティン・ホフマン、メリル・ストリープ主演、アメリカの映画である。
二人は夫婦。
専業主婦のジョアンナは、テッドに、自分も仕事をしたいと訴えるが、テッドは相手にしない。
ある日、ジョアンナは家出してしまった。
テッドは、残された息子と二人で暮らすことになった。
ところが、家事などしたことがない。
幼い息子は、自分のせいで母がいなくなったと落ち込む。
ところが、そこは親子である。
当初は、ぎくしゃくしていたが、1年も経つと、二人で協力して生活をするようになった。
そんな時、息子が大けがをする。
さらに、テッドは仕事で失敗して解雇され、無職に。
最悪の状態で、離婚手続きが済んでいる元妻が、息子の養育権を主張して裁判になった。
原題を直訳すると「クレイマー対クレイマー」、裁判におけるクレイマー氏らの対決ということだ。
テッドに勝ち目はない。
ラストは、なかなか感動的である。