ジャン・ギャバン主演、フランスの映画である。
主人公は、長距離トラックの運転手で、馴染みのドライブインで休憩する。
仮眠中に見た思い出の夢が、この物語だ。
2年前、彼は、このドライブインでウエイトレスをしていた若い女と恋に落ちた。
不倫である。
彼は、会社をクビになり、家族を置いて家を出るハメになってしまう。
この映画は、モノクロだ。
夜道を走るトラックのヘッドライトが、暗い。
それが、危険な感じがして、サスペンスを醸し出す。
脚本は単純で、観ていて疲れない。
邦画のように、「なんでやねん」と、突っ込むところもない。
感動も、感激もない作品である。