日本の、青春アニメである。
先日、テレビでやっていたのを録画して観た。
高校生の少女が主人公である。
幼い頃、父親の不倫を目撃し、無邪気に母親に話したことで両親が離婚した。
出て行く父親が、「お前のお喋りのせいだ」と言い残す。
それに傷ついた彼女は、喋ることを封印してしまう。
そして、高校生に。
ある日、地域交流会の実行委員の1人に選ばれ、ミュージカルをやることになった。
彼女は、話すことが出来ないが、歌で気持ちを表現できることに気付く。
ばらばらだったクラスメートも、一つに纏まっていく。
よくある、青春ストーリーだ。
見終わった後、なんだか辛かったね。
高校生活を思い出して、後悔の無い人などいないだろう。
甲子園で優勝したエースくらいか。
それはさておき、この作品は、良くできている。
そして、若い俳優が出ている最近の邦画が、なぜつまらないのか理解した。
実写の作品に出ている俳優達が、アニメと違いがないのである。
台詞も動きも、アニメと同じである。
アニメなら面白くても、実写が同じ事をしていたら、つまらないのだ。
日本のアニメは世界に通用する。
邦画は、たまに良いのがあるが。