アメリカの映画である。
両親と子供二人が、大海原を船で旅をしている。
父親が子供たちに、歌で物語を始めた。
アクラバー王国。
国務大臣のジャファーは、魔法のランプや多くの財宝が眠る洞窟を見つけた。
だが、ここに入れるのは、「ダイヤの原石」 と呼ばれる純真な人だけなので、彼はそういう人間を探していた。
アラジンは、猿のアブーと一緒に、泥棒をしながら生活している。
ある日、一人の女性が市場で揉めているところに出くわした。
その女性は、売り物のパンを、勝手に子供に与えてしまったのだ。
アラジンは、彼女の腕輪を店主に渡して、その場を切り抜けた。
ところが腕輪は、アラジンの手の中にある。
騙されたと知った店主は、仲間を集めて追いかけてきた。
アラジンと女性は、追手を躱してアラジンの隠れ家まで逃げた。
彼女は、王女ジャスミンなのだが、アラジンに聞かれて、咄嗟に侍女のダリアだと答えた。
帰る時ジャスミンが腕輪を返してくれと頼むと、アラジンは持っていない。
アラジンが盗んだと思ったジャスミンは、怒って王宮へと帰って行った。
腕輪は、アブーが隠していた。
アラジンは腕輪を持って、王宮に忍び込み、ジャスミンの部屋にやってきた。
ジャスミンは、ときめいた。
アラジンは、再び会う約束をして、部屋を出た。
そこに、国務大臣ジャファーが待ち構えていた。
捕まったアラジンは、砂漠にある洞窟に連れて行かれた。
そこでジャファーから、彼女が王女であることや、洞窟にある財宝のことを聞かされた。
アラジンが、「ダイヤの原石」 だったのだ。
「ランプ以外の財宝に触れるな」と言われて洞窟に入ったアラジンとアブーは、魔法の絨毯を見つけた。
彼は、魔法の絨毯が石に挟まっていたのを助けてやった。
ランプを見つけたアラジンが、それを手にしたのと同時に、アブーが宝石に触ってしまった。
それで、アラジンとアブーは、閉じ込められてしまった。
アラジンが、何気なくランプをこすると、魔人ジーニーが現れた。
実写版ではあるが、CGのお陰で、アニメと比べても遜色ないほど面白い。
ジーニー役は、ウィル・スミスだ。
彼は完全に、主役を食ってしまっている。
この作品は、「ジーニー」 でも良かったのではないか。