ジャン・クロード・ヴァン・ダム主演の、アクション映画である。
引退した元CIAエージェントが、復帰して敵と戦う物語である。
「引退した~の復帰」パターンが、大流行である。
ランボー以来、こんなのばかりではないか。
引退して年を取った者を連れてこなくても、気力・体力・精神力が充実した若者の方が役立つだろう。
現役で、最新の武器にも、作戦にも、敵情にも精通している者の方が、成功率が高いはずである。
実際にはどうなのだろうと、余計なことばかり考えて観てしまう。
それはともかく、彼のアクションは、派手に見えるハイキックを多用していて、現実味が乏しい。
カンフー映画の元祖とも言えるブルース・リーは、下段で崩して上段を蹴る。
手技と足技すなわち、パンチとキックのバランスが良かった。
でも、素人にはジャン・クロード・ヴァン・ダムの方が、カッコイイのだろうね。