ジャン=クロード・ヴァン・ダム主演、アメリカの映画である。
夜、男が武装した男達に追い回されている。
川まで逃げ込めば命が助かり、賞金が手に入る。
しかし、殺されてしまった。
これは、フーションという男が主催する人殺しビジネスだった。
元警官や元軍人など訓練を受けた者をターゲットとして雇い、高額の料金を取って金持ちに殺させるのだ。
弁護士のナターシャは、音信不通になった父を捜しに、この街に来た。
父は、元海兵隊員だが、この街でホームレスになっているようだった。
ナターシャは、札束をちらつかせたせいで、チンピラ達に襲われてしまう。
そこを、チャンス・ブードローという、元軍人が助けた。
ナターシャは、チャンスを信頼して、父親探しを手伝ってもらう。
そんな折、父の焼死体が見付かった。
警察は事故として片付けたが、不審に感じたチャンスは火災現場を訪れ、千切れた認識票を発見した。
その時チャンスは、何者かに襲われ、女を連れて町を出て行くように脅された。
チャンス達は、フーションに命を狙われる。
ヴァン・ダムのアクションが見物だが、それだけの作品だ。
一人を射殺するのに、10発くらい弾丸を喰らわせるのも、意味不明だ。
大勢の相手と戦うのだから、銃弾は節約すべきなのに。
まあ、細かいこと言わずに、アクションを楽しめ、という作品なのだろう。