舞台をアメリカ南部に移した、「幸福の黄色いハンカチ」のリメイクである。
内容は、ほぼ、同じだ。
オマージュなのか、創意工夫の能力がないのか。
アメリカ人には、あまり受けなかったようで、制作費の5分の1ほどしか興行収入がなかった。
2000年頃、ハリウッドは脚本不足だった。
リメイクだけでなく、日本のアニメやゲームを実写化して、凌いでいた。
そんな中で成功したのは「バイオハザード」だけではないか。
ハリウッドでは、どれだけ資金をつぎ込めるかで、明暗が分かれる。
話が、それた。
この作品は、「幸福の黄色いハンカチ」を超えていない。
足元にも及ばない、とまでは言わないが。
退屈な作品である。