勝新太郎主演、日本の時代劇映画である。
座頭市は、館山から三浦岬に向かう船に乗ろうとして、足を踏み外し、海に落ちかけた。
浪人・十文字糺が手を差し伸べて、座頭市を引き上げた。
船の中では、サイコロ博打が行われていた。
座頭市がうまく勝ったため、ヤクザものたちがイチャモンをつけてきた。
殴りかかってきたヤクザを、座頭市は痛めつけた。
座頭市が甲板に出ると、後ろからヤクザが襲いかかった。
座頭市は、あっさり躱して、痛めつけた。
十文字が、一人で将棋を楽しんでいた。
座頭市は十文字と将棋をして仲良くなり、「ただの市」という渾名をもらった。
江ノ島に着いた。
ヤクザの親分に雇われて按摩をしていた座頭市に、子分たちが襲いかかってきた。
乱闘の煽りを食って、外を歩いていたミキという女の子が怪我をした。
ミキは、そり怪我が元で破傷風にかかってしまった。
医者に診てもらうと、南蛮渡来の薬でしか治すことができず、その薬代が五両もかかるという。
責任を感じていた座頭市は、サイコロ博打で稼いで薬を買う決心をした。
この作品は、子供相手のほのぼのとしたシーンがいくつかある。
集団相手の戦いは、今回は雑魚ばかりで、つまらない。