captainsunday’s blog

ネタバレしないように、思い出に残っている映画を、簡単に解説しています。

不死蝶 ( 1988 )

古谷一行主演、日本のテレビ映画である。

 

金田一耕助のもとに、信州の射水に住む矢部杢衛という人物から手紙が届いた。

 

さる人物について調査してもらいたいという、仕事の依頼だ。

 

射水では、ブラジルのコーヒー王の養女になったマリーナ・ゴンザレス、日本名鮎川マリが母の君江と共に滞在していて、ニュースになっていた。

 

出発当日の朝、射水に来るなという脅迫状が届いた。

 

耕助は、届いた二通の手紙を持って射水に向かった。

 

耕助が汽車の中で向かいに座った客と話していると、「射水」と聞いて、顔に傷のある男が話しかけてきた。

 

射水では、古くからの名家である矢部と玉造の家が、対立していた。

 

23年前、矢部杢衛の次男・瑛二が、鍾乳洞で殺された。

 

話しかけてきた男が、英二の死体を発見したのだという。

 

犯人は、英二と駆け落ちしようとしていた玉造家の娘・朋子で、殺害の後、底なし井戸に飛び込んで自殺したのだった。

 

汽車が射水に到着した。

 

耕助が矢部家に向かう途中、教会の前で大勢が集まっていた。

 

ブラジル帰りの鮎川君江が、教会にお参りして、出てくるところだった。

 

君江は娘のマリとともに、玉造家に滞在している。

 

出てきた君江を見て、汽車で会った傷のある男が「朋子 !! 」と叫んだ。

 

 

この作品は、たくさん人が死ぬ割には、あっさりしている。