日本のアニメーション映画である。
教室で出来杉くんから、三日月形の島「ユートピア」の話を聞いたのび太は、自分もそこで暮らしてみたいと思った。
理想と違って現実は厳しく、返ってきたテストは0点だった。
のび太は、ドラえもんが取り出した「四次元ゴミ袋」にテストを捨てたところで、ドラえもんに怪しまれて、外出した。
のび太が裏山で寝っ転がっていると、青い虫が落ちてきた。
空に、一瞬だけ、三日月形の島が浮いているのが見えた。
慌てて帰宅したのび太は、ドラえもんに頼んで飛行船型タイムマシン「タイムツェッペリン」を用意してもらった。
そして、静香ちゃん、スネ夫、ジャイアンを誘って、過去に空に浮かぶ三日月形の島の目撃情報があった時代に飛んだ。
いくつか回ったが、全て、当時の人たちの見間違いだった。
諦めて帰ろうとしたとき、ついに、それは現れた。
突然、黒い雲に覆われて、雷が落ちた。
強烈な一発が飛行船を直撃し、みんなは気を失ってしまった。
そして、未来型のベッドの上で目覚めた。
ドラえもんと違って洗練された形の猫形ロボットが、話しかけてきた。
今回は、脚本があまり練られていない。
それで、吹き替えに男性アイドルや、人気芸人を採用したのだろうか。
シリーズの中では、駄作だ。