古谷一行主演、日本の映画である。
金田一耕助は、信州霧ヶ丘を訪れた。
休暇を兼ねて、これまでの事件を文章にまとめるのだ。
ところが、長野県警の等々力警部にゴルフに誘われた。
二人でゴルフを楽しんでいるところに、往年の大女優・紅葉照子が通りかかった。
等々力は照子の大ファンであり、耕助は彼女に亡き母の面影を見た。
耕助は、照子の姪である江馬容子から、照子が会いたがっているので山荘に来て欲しいと言われた。
車で迎えに行くという申し出を断った耕助は、山荘へ向かう夜道で迷ってしまった。
困っている時、照子の運転手をしている岡崎平太が、徒歩で迎えに来た。
山荘に到着すると、玄関に鍵がかかっていた。
裏口に回った平太が、大声で耕助を呼んだ。
駆けつけた耕助が家の中を覗くと、椅子に座った照子が、血を流して死んでいた。
平太が怪我をしたので、耕助が警察を呼びに行った。
等々力警部らが来て、一緒に山荘に行くと、中ではパーティーが開かれていた。
照子が出てきた。
この作品は、テレビ「名探偵金田一耕助シリーズ」第4作目である。
探偵ものは推理しながら観るのが楽しいのだが、耕助のセリフで早いうちに真犯人が分かってしまい、残念だ。