菅田将暉主演、日本の映画である。
2002年。
徳永は中学時代の友人、山下と漫才コンビを組み、上京してデビューしたが、2年経っても全く売れなかった。
コンビ名は「スパークス」
スパークスは、熱海の花火大会の営業で漫才を披露したところ、暴走族に絡まれて舞台を降りた。
その時、「あほんだら」の神谷が「仇とったるわ」と舞台に上がった。
あほんだらの型破りな漫才は、主催者に嫌われ、クビを言い渡された。
しかし徳永は、神谷の漫才に魅了された。
神谷は、徳永を居酒屋に誘った。
徳永は神谷に弟子入りを申し込み、神谷の伝記を書くことを条件に了承された。
東京に住んでいる徳永は、大阪の神谷と、なかなか会うことができなかったが、神谷から頻繁に電話があった。
同期がテレビに出たりしているのに、スパークスは、なかなか売れなかった。
2年後。
大阪での活動に限界を感じた神谷が上京してきた。
神谷は、真樹というひょうきんな女性のアパートに居候しながら芸能活動を続けた。
徳永は、芸について神谷に、頻繁に相談した。
神谷は、食事や酒を奢り、アドバイスを与えた。
やがてスパークスは、テレビに出るようになった。
しかし、神谷はいつまで経っても、世間に受け入れられなかった。
この作品は、ピース又吉直樹の小説を原作としたものである。
話が流れているだけで、山が無い、退屈な作品だ。
菅田将暉は、関西弁の役の方、自然で生き生きしているように感じた。