captainsunday’s blog

ネタバレしないように、思い出に残っている映画を、簡単に解説しています。

大阪物語

池脇千鶴主演、日本の映画である。

 

中学2年生の霜月若菜の両親は、「はる美&りゅう介」という売れない漫才師だ。

 

若菜は10歳の弟、一郎と2人で、両親の真似をして近所の人を笑わせている。

 

決して裕福ではないが、一家4人は幸せに暮らしていた。

 

そんなある日、隆介が、妙子という20歳も年下の女性を妊娠させた。

 

これまでも数々の浮気を赦してきた春美の堪忍袋の緒が、ついに切れた。

 

漫才コンビは解消しなかったが、夫婦は離婚した。

 

隆介は、早速、妙子と結婚して4軒隣の家で暮らし始めた。

 

年が明けて、妙子は女の子を出産した。

 

その子は、千里と名付けられた。

 

春美と隆介は、離婚したものの仲は良く、2人で喫茶店カップル」を始めた。

 

若菜は、両親の関係性に戸惑いながらも、千里の面倒を見たり、家の手伝いをしていた。

 

しばらくすると、また、隆介の浮気が始まった。

 

今度は、マジシャンの助手に手を出したのだ。

 

呆れ果てた妙子は、千里を残して家を出ていってしまった。

 

千里は、春美一家が引き取って育てることになった、

 

捨てられた隆介は、酒に溺れるようになり、家を出て行方不明になった。

 

 

池脇千鶴が、おっとりした中にも芯がある役を、上手く演じている。

 

田中裕子と沢田研二が演じている「はる美&りゅう介」は、本当の漫才コンビのようだ。

 

吉本の芸人が多数出演しているが、2人のコンビに遜色はない。