八代目松本幸四郎主演、日本の時代劇映画である。
天正七年。
明智光秀は、織田信長の命を受けて丹波八上城を攻めていたが、なかなか落とせないでいた。
信長は光秀を呼びつけ、厳しく叱責した。
そして、羽柴秀吉と交代する様に命じた。
八上城の城主である波多野秀治・秀尚兄弟が、命の保証と引き換えに城の明け渡しをすると言ってきていた。
光秀は、1ヶ月の猶予と兄弟の助命を信長に求めた。
信長は了承した。
後日、光秀は母・園枝を人質として八上城に差し出し、開城に成功した。
しかし、信長は約束を破って、波多野兄弟を処刑した。
そのため、園枝も殺されてしまった。
古い時代劇である。
結末が分かっているので途中の演出に期待したが、何の工夫もなく、駄作だった。
出演している俳優は、豪華である。