アメリカの映画である。
もともと動物や妖精たちが暮らしていたナルニア国は、今や、テルマール人という人間が支配していた。
先代の王が弟のミーラス卿に暗殺され、息子のカスピアン王子が後を継いだ。
しかし、ミーラスが摂政となって権力を握っていた。
ミーラスに跡取り息子が生まれた。
カスビアン王子は、ミーラスに暗殺されそうになり、森へ逃げた。
森には、かつてのナルニアの小人たちがいた。
王子は、コルネリウス博士からもらった角笛を吹いた。
驚いた小人たちは、王子を殴って気絶させた。
ロンドン。
ペベンシー家の兄弟、ピーター、スーザン、エドマンド、ルーシーは、地下鉄の駅で電車を待っていた。
突然、強風が吹いてレンガが剥がれていった。
末っ子のルーシーが「ナルニアだ」と叫んだ。
次の瞬間、4人はナルニア国にいた。
王子の角笛に呼び寄せられた形だ。
ナルニア国は、変わり果てていた。
動物はいないし、木々も笑わない。
4人は王都ケア・パラベルで武器を調達し、襲われていた小人トランプキンを助けた。
トランプキンは王子の使いだった。
彼は4人を王子のもとに案内した。
設定は、前作から1300年後のナルニア国である。
今回も、映像は美しい。
内容は、前作の方が格段によかった。