ニコール・キッドマン、ショーン・ペン主演、アメリカの映画である。
アフリカ、マトボ共和国で育ったシルヴィア・ブルームは、国連本部でクー語の通訳として働いている。
彼女は、ある日、マトボ共和国大統領ズワーニ暗殺を耳にした。
シルヴィアは、それを通報した。
その後彼女は、何者かに尾行され始めた。
シークレットサービスのトビン・ケラー、女性捜査官ドット・ウッズたちが、捜査に乗り出した。
トビンは、シルヴィアの身辺を調査し、彼女と面談して、彼女が嘘をついているのではないかと、疑いを持った。
そして、嘘発見器にかけてみたが、結果は白だった。
FBIやCIAも捜査に加わり、シルウィアの過去も明るみに出てくる。
彼女の両親と妹は、反政府軍だった頃のズワーニが仕掛けた地雷で、亡くなっていた。
トビンの妻も、2週間前に事故死していた。
しかも、浮気相手とドライブ中にだ。
主人公の二人が、それぞれの身内を理不尽に亡くしている背景を踏まえて、その重さを感じながら観るといい。
やや冗長な作品で、退屈ではある。