仲代達矢主演、日本の時代劇映画である。
10代将軍徳川家治の世は、老中田沼意次が権力を欲しいままにしていた。
田沼は、広大な蝦夷地で大儲けを企んでいた。
家来の下国左門は、蝦夷地開拓に野心を持っていた。
彼らには、蝦夷地を実効支配している北前藩が邪魔だった。
その頃、金で人越しを請け負う「闇の狩人」という組織があった。
下国は、組織の元締め五名清右衛門に、仕事を依頼した。
天明四年冬。
浪人谷川弥太郎は、闇の狩人の一人・河津の弥市に雇われて、白金の徳蔵を斬った。
五名は弥太郎を、右腕として雇い入れた。
弥市は、別の組織の元締め芝の治平の指示で五名の暗殺を企てたが、失敗した。
その際、治平の女・お蓮は辛うじて逃げ延びた。
組織の掟に従って弥市は処刑され、弥市と密通していた五名の妻おもんは、入水自殺させられることになった。
しかしおもんは、逃げ延びた。
そして、その現場にいた嘉助に強請られて、嘉助の女になった。
豪華キャストなのだが、活かしきれていない。
俳優の無駄遣い。