ジャン = クロード・ヴァン・ダム主演、アメリカの映画である。
東南アジアの軍事国家シャドルーは、世界の脅威になっていた。
独裁者バイソン将軍は、国連の医療団を拉致して、連合軍司令官ガイル大佐に身代金を要求した。
期限は72時間。
それが過ぎれば、人質を殺す。
人質の中に、ガイルの親友ブランカ中尉がいた。
バイソンはダルシム博士に、人間兵器の開発をさせていた。
ブランカは、実験台になるためにダルシムの元に連れて行かれた。
シャドルーの裏社会を牛耳っているサガットは、賭けの格闘技を主催していた。
彼の元に、二人の武器商人だという詐欺師が二人やってきた。
リュウとケンの二人だ。
詐欺が見破られたが、彼らは格闘家でもあったので、サガットの部下をあっという間に叩きのめした。
その強さに惚れ込んだサガットは、二人を格闘場に連れていった。
試合が始まろうとした時、ガイル大佐が現れて、全員を捕まえた。
ガイルはリュウとケンに、人質救出の手伝いを依頼した。
この作品は、人気格闘ゲームを実写化したものだ。
ヴァン・ダムのファンなら、十分楽しめる。
そうでないなら、ストーリーに不満が残るだろう。
純粋に、ヴァン・ダムの格闘シーンを楽しむ作品である。