マイケル・J・フォクス主演、アメリカの映画である。
1995年、田舎町フェアウォーター。
古びた屋敷で、女性が目に見えない何かに襲われていた。
彼女は割れた皿で手を切り、助けに来た老婆が、見えない何かにショットガンをぶっ放した。
この町では、心臓発作で亡くなる事件が相次いでいて、人々は死神が現れたと恐れていた。
青年フランク・バニスターは、葬儀をしている墓地にやってきて、心霊捜査の肩書が書かれた名刺を配った。
無礼なやつだとして、彼は遺族に追い払われた。
車を運転中、フランクは民家の塀に突っ込んた。
彼は、若い家主のレイ・リンスキーに弁償の約束をし、名刺を渡して去った。
レイの妻ルーシーは、医者である。
彼女は、映画の冒頭で手を切った女性、パトリシア・ブラッドリーの往診に来ていた。
傷が深いので、ルーシーはパトリシアを病院に連れていくよう母親に勧めた。
しかし母は、頑なに拒んだ。
1964年、ブラッドリー家が営む療養所で殺人事件が起きた。
看護人のジョニー・チャールズ・バートレットが、12人を射殺したのだった。
当時15歳のパトリシアは、ジョニーの恋人であり、共犯者として逮捕された。
ジョニーは死刑に、パトリシアは終身刑になった。
5年前、彼女は恩赦を受けて釈放され、現在、母と二人で暮らしている。
その夜、ルーシーは突然、ポルターガイストに襲われた。
彼女は、心霊調査と書かれた名刺を見つけ、フランクに電話した。
ホラーではあるが、コミカルに仕上げている。
中途半端な印象は拭えない。