アメリカの映画である。
「リトル」「シャロン」「ブラック」の3部構成になっている。
1、リトル
フロリダ州マイアミ。
麻薬の売人であるキューバ人のフアンが、ある日、黒人の少年が集団に追いかけられているのを見かけた。
シャロンという少年が、いじめっ子らに追われて、廃墟に逃げ込んだ。
子供らが去った後、フアンは廃墟の窓に張られていた板を外して、中に入った。
フアンは、中にいたシャロンを食事に誘った。
シャロンは、一言も話さない。
食事の後フアンは、シャロンを家に連れて帰った。
フアンの恋人のテレサは、優しく少年を迎えた。
やがて少年はシャロンと名乗り、みんなから「リトル」と呼ばれていると話した。
シャロンが家に帰りたくなさそうにしていたので、二人は彼を泊めてやった。
翌日、フアンが彼を家に送り届けると、ちょうど彼の母が帰宅したところだった。
フアンの容貌から彼を売人だと感じた母は、彼を冷たくあしらった。
シャロンは母親と二人暮らしだ。
翌日、シャロンはみんなとサッカーをしたが、馴染めなくて、ひとり離れていった。
そこに、ケヴィンが駆け寄った。
シャロンは、フアンから泳ぎを習い、また、強く生きることを教えられた。
芸術的な作品である。